個人年金保険のしくみとは?
個人年金保険は、老後の生活保障を目的に加入する保険です。
月々、または一時払いなどで年金原資を準備し、60歳や65歳などの一定年齢から年金として、それまでに貯めたお金を分割して受け取ります。
つまり、年金原資となるお金を、生命保険会社などに積み立てて、貯めたお金を老後になってから少しずつ取り崩していく保険なのです。
年金は、保険料の支払いが終わってからすぐにもらいはじめることもできるし、5年間などの一定期間を据え置いてから、もらいはじめることもできます。
保険料を払っている間に、被保険者が亡くなった場合は、それまで払ってきた保険料の相当額に積立配当金を加えた程度の死亡給付金が受け取れます。保険料がムダになることはありませんが、個人年金保険は「生存保険」なので、死亡保障の機能は小さくなっています。