確定年金保険
１０年、１５年など、年金をもらえる期間をあらかじめ決めるタイプを「確定年金保険」といいます。
この保険は、年金の受取期間の間に被保険者が亡くなった場合は、奥さんや子どもなどが、残りの期間の年金受け取りを引き継ぐことができます。ですので、万が一年金をもらいはじめてすぐに、被保険者が亡くなってしまっても、年金は当初の約束どおり受け取れるのです。
一方、年金をもらえる期間があらかじめ決まっているタイプの中に、「有期年金保険」という保険もあります。
この保険は、年金がもらえる期間が決まっている点では確定年金と同じしくみです。
ただ、年金をもらっている途中で被保険者が亡くなった場合には、亡くなった時点で年金の受け取りはストップします。そのため、年金の受け取り期間が同じであれば、保険料は有期年金のほうが安くなります。こどもがいない人など、年金の受け取りを引き継ぐ遺族がいない場合、有期年金のほうが合理的という考え方もあります。
